新生BOWWOW

山本恭司がBOWWOW~VOWWOWでの活動を終えて、ワイルドフラッグというブルージーな3ピースバンドをやっていた。

その後、1994年にワイルドフラッグのリズム隊二人(満園兄弟)、ギター八重樫浩士、ヴォーカル堀江哲也といった布陣で「新生BOWWOW」が登場。

1STアルバムは骨太のハード・ロックンロールに仕上がった。

無名のヴォーカリスト堀江哲也のパワフルな歌唱が素晴らしい。

その後ドラムの満園兄が脱退し、代わりに入ったのが何とBOWWOWオリジナルメンバーの新美。2ndアルバムが作成される。よりタイトになった印象だが、結果的にこの2ndアルバムまでで新生BOWWOWは終了。
オリジナルBOWWOWの再結成へと展開していく。

「DEAD LINE」 DEAD END

日本の音楽シーンの中で、ヴィジュアル系の元祖とも呼ばれているDEAD ENDだが、非常に面白い楽曲が多い。

1986年にインディーズレーベルより発表された1Stアルバム「DEAD LINE」。
全国のライヴハウス動員数を、立て続けに塗り替えていったDEAD END。

この頃、ヴォーカルのMORRIEはラブクラフトやアラン・ポー等の怪奇小説の世界観を歌詞にしている。
このアルバム、ギターの香川孝博がレコーディング中に脱退した為に、ソロのみ後任の足立祐二が弾いている。

香川孝博の作るギターリフは、色々凝っていて面白いと思う。
足立祐二のソロはウリ・ジョンロート等に影響を受けた泣きのビブラートが特徴的。

当時のインディーズだからか音が悪いのが傷だが、このアルバムの世界観は際立っている。

 

スティーヴィー・レイヴォーン

ブルーズは黒人のお家芸だが、白人の素晴らしいブルーズマンも沢山いる。

その中の一人、スティーヴィー・レイヴォーン。

兄のジミーヴォーンと共に若い頃からステージを重ね、キャリアを積んだ。
1983年にデビッドボウイの「Let’s Dance」に参加。一気に注目を浴びる事になる。

ジミヘンの影響を色濃く受けたロック寄りのスタイルがレイヴォーンの真骨頂だが、もちろんどブルーズもやる。

死後だいぶ経ってから、アルバートキングとのスタジオセッションのアルバムが出たがリラックスした感じでアルバートキングとの掛け合いをこなした名セッションだと思う。

フライングVがよく似合うギタリストだ。

1991年の飛行機墜落事故死が本当に痛まれる。

ロバートジョンソン

クロスロードの伝説と共に、後のブルーズ及びロックシーンに多大な影響を与えたロバートジョンソン。

エリッククラプトンやローリングストーンズのみならず、
ロバジョンに影響を受けたと語るミュージシャンはあまりにも多い。

まるで2人で弾いているかの様な、リズムとオブリガード。

低音弦でのウォーキング・ベースが一切乱れる事なく、そこにオブリガードやソロが絶妙に乗ってくる。

そして、ロバジョンは甲高い声で歌を歌う。
甘い声が恐ろしささえ感じさせるのだ。

悪魔に魂を売ってブルーズを手に入れたという伝説が、本当かもしれないと思わせる様な神秘的なブルーズマンだ。

 

もっとも優れた後釜シンガー

数年前に米メディアが発表した、ロック史上もっとも優れた後釜シンガーTOP10。

スプリームスはロックではなくてソウルだと思うけど(笑)。

〈ロック史上もっとも優れた後釜シンガーTOP10〉

1. ブルース・ディッキンソン(アイアン・メイデン)/ポール・ディアノの後任
2. ロニー・ジェイムス・ディオ(ブラック・サバス)/オジー・オズボーンの後任
3. デヴィッド・ギルモア(ピンク・フロイド)/シド・バレットの後任
4. ブライアン・ジョンソン(AC/DC)/ボン・スコットの後任
5. ジーン・テレル(スプリームス)/ダイアナ・ロスの後任
6. フィル・コリンズ(ジェネシス)/ピーター・ガブリエルの後任
7. サミー・ヘイガー(ヴァン・ヘイレン)/デイヴ・リー・ロスの後任
8. グラハム・ボネット(レインボー)/ロニー・ジェイムス・ディオの後任
9. ティム・オーウェンズ(ジューダス・プリースト)/ロブ・ハルフォードの後任
10. マイケル・グレイヴス(ミスフィッツ)/グレン・ダンジグの後任

管理人としては、ハロウィンのマイケルキスクとか、ガンマ・レイのラルフ・シーパースとか
ユーライアヒープのジョン・ロートンとかも捨てがたい。
また、このランキングでレインボーが二人入っているが、グラハム・ボネットの後のジョー・リン・ターナーも、参加後のアルバムは彼の声じゃないと駄目だという位、いい後釜だったと思う。特にBent Out of Shapeはジョーの声にはまっている。

 

 

「The Electric Pow Wow 」Stevie Salas

ジミヘンやPファンクに強い影響を受けたファンクロックの旗手、スティーヴィーサラス。

リッチーコッツェンやサスジョーダン、グレンヒューズ等の豪華ミュージシャンが参加する彼の93年のアルバムが、「The Electric Pow Wow 」だ。

カバー曲が殆どだが、ジャンルも多岐に渡り楽しめる。

スティービーワンダーのカバー「I Was Made To Love Her」では、グレンヒューズがソウルフルな歌唱を聴かせてくれる。ファンカデリックの「Good To Your Earhole」はオリジナルに忠実にプレイしているが、本家に引けを取らない位カッコいい!

商業的にはあまり成功していると思えないスティーヴィーサラスだが、これだけの凄いミュージシャンが参加する程に評価も高く、ファンク好き・ロック好きの方両方に強くお勧めできる。

「CEREMONY」 THE CULT

ドアーズ再結成時にヴォーカルを務めたイアン・アストベリー率いる、THE CULT。

彼らの91年のアルバム「CEREMONY」は、それまでのゴシックパンクな世界観から一転、王道ハードロックといった感じのアルバムだ。

マッドソーラムがドラムを叩いているのも影響してか、ドッシリ構えたロックを聴かせる。

重厚なギターサウンドが印象的な1曲目、「CEREMONY」に続き神秘的なアルペジオから豪快なハードロックに昇華する2曲目「Wild Hearted Son」、ピアノのアルペジオが綺麗な5曲目「If」 などなど、傑曲揃いの名盤だと思う。

リリース当時は何と言ってもグランジ、オルタナ時代に突入しており、オーソドックスなハードロックというのは冬の時期だったにも関わらず、ビルボードで25位に入る健闘を見せた。

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