ザ・ストゥージーズ

イギー・ポップを中心とするアメリカのロック・バンドである。1967年から1974年に活動し、2003年に再結成した。

イギー・ポップの荒々しいシャウトと、ハードコアの原型とも言うべきヘヴィなサウンドが身上。

3rdアルバムのロウ・パワーも良いが、2ndのファンハウスが絶品。

息つく間もなく疾走するサウンドは、まるでフリージャズのロック版の様だ。

しかし当時は商業的にはあまり成功せず、名盤としての評価が定まるのは1990年代に入ってからだ。ハードコアブームにより、その元祖とも言うべきこのアルバムの価値は再び高まる。

時間が必要だったのだろう。

Tool

1990年に結成されたアメリカのバンド、Tool(トゥール)。

ヘヴィでインダストリアルなバンドだ。

緻密なリズムを刻みながら、ヘヴィなサウンドを作り出すアダムのギター。
情緒的なメイナードのヴォーカル。

エフェクトのかかったメロディアスなベースラインで、ギターのアダムとは好対照をなすジャスティン。

ギターはとにかくヘヴィに、メロディはベースが請け負うというスタイルが、Tool最大の特徴と言えるかもしれない。
東洋的な旋律も感じる。

途中、活動が途絶えた時期もあり、もしや解散かとも思われたが、以後はコンスタントに継続している。

今後また多くの作品を出して欲しいバンドの一つだ。

メタリカが南極でライヴ

メタリカに関するニュースとして、突如発表されたのがこのニュース。

極寒の南極でどういうプレイをするのかも見物だが、オーディエンスは10人のみに絞るそうだ。
しかもヘッドホンで聴くのだと。

これで、メタリカは世界の全ての大陸でライヴをやった事になるのだと言う。

ちなみに、南極大陸で初めてのライヴ・コンサートはイギリスの南極研究施設のロセラ研究基地で行われており、2007年に環境問題対策を支援するチャリティ・イヴェントとして世界各地で同時に開催されたライヴ・アースの一環として行われたそうだ。出演したのは基地で気候変動と、進化生物学の研究に従事していた研究員から結成されたバンドらしい。

メタリカは本当に、コンスタントに活動している。この長年の継続は凄い事だ。
しかも大変精力的だ。

今回の南極ライヴによって、また一つ大きな何かを作ろうとしているのだろう。どんなセットリストになるのかにも非常に興味がある。

 

Pファンク

ジョージ・クリントン率いるパーラメントとファンカデリック、通称Pファンク。

どちらかと言うとパーラメントの方がブラックミュージック色が強く、ファンカデリックの方はロック色が強い。

マゴットブレインでのエディーヘイゼルの10分を超えるギターソロは超絶だ。

ブーツィコリンズのワウを多用した、ブチブチのベースラインは、癖になる。

そしてバーニーウォレルの知的なキーボードがとどめを刺す。

ブーツィを初め、元々ジェイムス・ブラウンのバックバンドメンバーだった人脈も多い。

色々な面でファンクを統括したプロジェクトだと思う。

今でもジョージクリントンやブーツィ―はファンクシーンで活躍している。

ルーリード

丁度ルーリードについて書こうと思ったら、彼が昨日亡くなった事を知る・・・
合掌。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドでの実験的なサウンドは、今聴いても色褪せない。

ソロになってからの音楽性は、更に多彩になっていく。

グラムロック然とした楽曲から、ファンクやAOLの要素を取り入れたアルバム、果ては何とメタリカとの共演!
しかもそれがポエムリーディングなのだから、何でもアリだ。

混沌とした中から何かを生み出そうとする創作エネルギーは、枯れる事がなかった。
メタリカとのコラボが一昨年の事なのだから、まだまだ何かやってくれそうだった。

病気には勝てず、本当に無念。

VOWWOW

BOWWOWからVOWOWへ。

山本恭司を中心とするBOWOWが、最高のヴォーカリスト人見元基、キーボードの厚見玲を入れて5人編成の超本格派メタルバンドとして生まれ変わる。

人見の日本人離れしたヴォーカルによって、洋楽ファンの心もがっちりつかみ、渡英もした。

人見は現在、高校教師をやっている。

アイアンメイデン

1975年に結成され、80年代にイギリスで起こった潮流、New Wave Of British Heavy Metalいわゆるニューブームを牽引し、メタルの新たな流れをリードした。

初期にはハードロックに強く影響されながらも、ヴォーカルのディアノの歌唱法のようにパンクロックの荒々しさを取り入れたサウンドを身上としており(ただし、スティーヴ・ハリスはパンクを嫌っており、影響を明確に否定している)、NWOBHMの黎明期からシーンの牽引力として同時期の代表格バンドとなった。

3rdアルバム『魔力の刻印 – The Number Of The Beast – 』では、前任者よりはるかに広い声域を持つヴォーカリストのブルース・ディッキンソンが加入し、メロディアスかつ整合性を重視する傾向が強まった。

スティーヴ・ハリスのベースがぐいぐい引っ張っていくサウンドが特徴的で、メタルでベースが目立つバンドの代表格だろうと思う。

ブルース・ディッキンソンのヴォーカルは勿論素晴らしいが、荒々しいポールディアノの歌唱もまた、面白いと思う。

ヤードバーズ

1960年代をメインに活躍したヤードバーズ。

その音楽性は幅広く、ブルース(R&B)やロックンロールなどを主体に、フォークやクラシック、ポップスを融合し、更にサイケデリック・ロックとハードロックの基礎を築いた。その先進性は、後進のロック、ポップスのアーティストに多大なる影響を与えた。

エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジがギタリストとして参加していた事もあり、伝説のバンドとなっている。

キース・レルフのヴォーカルが弱いのが残念だが、その音楽性の広さで聴きごたえのあるサウンドを聴かせる。

ウィッシュボーン・アッシュ

1966年、デヴォン州トーキーにてスティーブ・アプトンと、マーティン・ターナー、グレン・ターナーのターナー兄弟で母体となるバンド(The Empty Vessels後にTanglewood)が結成され、後ロンドンに進出。だがグレンが脱退したためテッド・ターナーが加入する。

バンド名をウィシュボーン・アッシュと変え、1970年にデビュー。

フライングVとストラトキャスターが織り成すギターハーモニーは歪が少ない美しく
叙情性に溢れる音で、非常にナチュラルなギターの音色を奏でていた。
ウルトラテクニックではなく、人の心に染入るセンスの良さと且つわかりやすい
フレーズは、当時のギターキッズの教本であり、こぞってコピーしていた様だ。

ジェネシス

1967年に結成されたジェネシス。70年代からはプログレ路線にいき、80年代にフィル・コリンズの加入によってよりポップに、洗練されたサウンドを聴かせる様になった。

『Foxtrot』の後半に収録された23分もの大曲”Supper’s Ready”は、プログレッシヴGenesisの頂点を築き上げた名曲中の名曲。次々と場面転換して行く象徴的なストーリーは圧巻だ。