海外マラソン、途中参加で逮捕

25日に行われたケニア・ナイロビ国際マラソン男子の部で2位となった”選手”が詐欺容疑で逮捕された。
賞金7000ドルを没収されて失格となったのは28歳のジュリアス・ジョグ容疑者で、同容疑者はゴール地点のある国立競技場に3位で入ってきてゴール直前で1人を抜いて2位でフィニッシュした。しかし胸にゼッケンをつけていたとはいえ、他の選手と比べて表情に疲労感がなく、汗もほとんどかいていなかったことから大会役員が疑い始めて事情を聴収。本人は靴を脱いで完走の象徴?でもあるマメが足にできていることを主張したが、AP電によれば大会ディレクターを務めていたイブラハム・フセイン氏が「私は先頭集団を最初から最後まで見ていたが彼の姿はなかった。絶対に2位ではない」と証言したことから不正が明らかになった。
結局、ジョグ容疑者は残り1キロを切ったあたりで観衆の中から飛び入りでレースに参加。そのままスタジアムに入ってきたことが分かり、賞金も高額だったことから詐欺罪を適用されて逮捕されるという事態となった。
フセイン氏は「とても残念。この時代になってこんな不正をするなんて…」と落胆。なおこの大会では13年にも女子の部で”近道”をした2人が失格処分となっているとのこと。
日本を含め、世界で開催される主要マラソンでは参加者が全員、タイム計測用のチップをシューズもしくはゼッケンにつけるため、このような不正を行うのは不可能。しかしナイロビ国際マラソンはこのシステムを採用していなかったと見られてる。
正々堂々行われるべきスポーツの大会で不正を行うことはあってはならないことだ。これを機に、ナイロビ国際マラソンでも計測用チップの導入など、再発防止策を検討してもらいたい。